あなたが「良いね」といったものがあなたのレベル? というお話。

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最近思うのが「褒めるのでも自分のレベルが反映されてしまうなぁ」ということ。

以前書いた「同情とか身内だけの嘘の褒め合いとか意味ないよなぁ・・・とか思ったりっ て話。」でもちょっと書いていたね。

そこでは「自分の行動って自分の思いの反映でもある」と書いたけど、その通りだと思う。

で、今回は好き嫌いは別として褒めるものでその人のレベルが決まるんじゃないか?というお話。

目次

色んなものを褒める

褒めるというとだいたい自分が良いと思ったのですよね。

世界的に評価されるようなモノ、誰もが認めるモノ、自分の周りにいる人、全然知られてないこと・・・などなど色んな場所や事が当てはまる。

良いと思ったのを褒めるのは良いことで、どんどんやるべきだと思う。

でもあれだよね、ふと思ったのが

褒めた事の一番下のレベルが自分のレベルなんじゃないか

って思った。

なんとなくだけどね。

色々なものを見ていくと見極める力が付く

専門的な事になればなるほど、たくさんのことを見て「何が良くて何が悪い」というのがだいたいわかってくる。

文章の書き方、楽器の上手さ、作曲、DTMの打ち込み、絵の描写・・・などなど。

好き嫌いは別として良し悪しがある程度は分かる。

どう考えても良いと言えるものもあるし、どう考えても悪いとしか言えないものもある。

この「悪いとしか言えないもの」のラインが自分のレベルなんじゃないかなと思ってみた。

例えば

例えばね、僕は音楽をやっているけどパソコンで作曲はしてきていない。

なんとなくDTMで打ち込んで形にしたとしても、「初心者レベル」なんだよね。

これを見聞きした人が「フレーズが良い」「曲が良いね」などの好みの部分を褒めるのだったらOK。

でも打ち込みを褒めるとしたら結構危険だなと。

「初心者のわりには良いね」の意味だったら分かる。
でも「この打ち込みスゴイっすね!神です!」と言われたら嬉しい反面「これを良いと思えるの?」と感じてしまう気がする。

前述の記事の中でも書かれていた

「このラインは良いと判断するんかな?」

という部分なんですよね。

プロの技術は遥か彼方にあってそれを常に見聞きしていたら「こいつショボいなぁ。まぁ初心者にしては頑張ったんじゃない」とか思われても不思議ではない。

初心者のを本気で褒めたとしたらその人のレベルを疑う。

何度も言うけど「初心者のわりには」があると全然違うんだけど。

もっと上の位置でもたくさんある

初心者のを褒めるのはかなり分かりやすいけど、悪くないレベルの人もたくさんいる。

普通に出来てるし形になってる。決して初心者じゃない。

そんなポジションのモノって結構あるよね。

それを「いやいや、まだだめでしょ」なのか「これスゲー!!」と捉えるかって結構な差があると思う。

その人の性格が悪いとかは別ね(笑)

レベルが上にいる人ほど、本当に良いものしか本気で褒められないんじゃないかな?
本気の土俵で勝負している人達だったらね。

良い悪いの本質を見抜かないとね

良いね!という褒めにも「初心者のわりには」や「この部分は」など色々な言葉が含まれていることもあるので、これは見抜かないとだよね。

仮に今回書いた「その人のレベル」という説が当たってるとしても、大事な部分とは別の部分を褒めてたらレベルを見誤る可能性は大きい。

なので、相手がどこを言っているのか褒めているのかをしっかり見る必要があるよね。

褒めることはとても大事なのでたくさんした方が良いと思ってはいるけど、ふと今回の事を考えてみました。

あってるかどうかは知らないけど(笑)

でも多分あってる。

あなたが「良いね」といったものがあなたのレベル? 

というお話でした!

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