友人のメジャーアーティストの公開前のMVを見せてもらって意見を求められた。
画質や撮り方は良いけど、曲のイメージと若干違うような気もした。
とは言ってもこれは感性の違いで監督の中でのイメージはそういうものなので、何が正解とかではないとは思う。
とはいえ、MVの良し悪し・正解不正解は別として「意味を読み取る」ってのが重要だなと感じた。
今回の件で言えば「曲の持つイメージを映像化し、曲が映えるように映像を作る」が命題。
イメージが読み取れない場合、どんなに高級な機材で撮ろうが、画質が最高であろうが、録り方が奇抜であろうが「ズレている作品」となる。
逆に曲の意図をしっかりと読み取れていれば、安い機材だろうが、画質が普通であろうが、録り方が平凡であろうが「合っている作品」となる。
これは音楽にも言えるよね。
音楽にも言える
音楽でも、どんなに良い機材を使おうが、カッコイイ音だろうが、インパクトのある演奏をしても、曲の持つ意味や作曲者の意図を読み取らなければ「ズレた音作り・ズレた演奏」になる。
逆に普通の機材、良く無さそうな音、普通の演奏でも、読み取れていれば「合った演奏」となる。
この場合「良く無さそうな音」でも曲が映える音であれば、その曲の中では最高の音になる。
単体でどうのこうのより合わせた時に効果のある音。
スゴイ技術も無駄に入れまくればうるさくて邪魔となる。
単体やジャンルによっては良いけど、間違えると逆効果。
意図を読み取れるようになりたいよね
MVにしろ音楽の演奏にしろ、主役が引き立つことが重要で、最終的に作品を良くするのが大切。
だからこそ、意図・意味を読み取れるようになりたいよね。
自分の意見も大事だけど、何が重要か、何が必要か、そのうえで自分が何ができるか、自分の武器で何をすれば良くなるか・・・てのが大事だよね。
ていうのを改めて思った
って話でした!