日本人は「形」にこだわりすぎる気がするんだよね。
あれをやったらダメ、これはOK、あの形はダメ・・・とか
ギターで言えばフォームとか指の配置とか。
もちろんある程度正しい形というのがある。
疲れにくいフォームとか身体全体の姿勢とか。
それ以外のこだわりが強すぎる気がする。
なんでもいいんじゃない?
僕は基本の部分は結構適当な人なので、「なんでもいいんじゃない?」と思う人間だったりする。
これは”自分がやりたいことに辿り着ける”のだったらなんでもいいということ。
ギターで自分の出したい音が出せるのであれば弾き方なんてなんでも良い。
北海道に行くのに飛行機でもいいし、車でもいい、自転車でも徒歩でも匍匐前進でも片足ケンケンでもなんでも良いということ。(この場合は早さとかは関係なく方法のみの話)
野球の場合
野球で言えば、ホームラン打てればフォームなんてなんでもいいし、打率が上がるならなんでもいい。
王貞治の1本足打法やイチローの振り子打法も最初は否定されて誰もが否定してコーチ陣も矯正させようとしたけどそのままであの偉大な記録を作り上げたわけですよ。結果論でもあるけど。
「〇〇じゃないと良い成績を残せない」というのに当てはまらないとは思ってる。
※どうすれば成功しやすいかとは確実にあるとも思う
海外の人
海外の人はそこらへんは緩い人の割合が多い気がする。
楽器でもすんごいフォームの人もいるけど、最高の音とか出すもんね。
野球でもすんごいバッティングフォームだけどホームランキングだったりするもんね。
有名な人が言っているから良いとは限らない
有名な人の言っていることが正しいとは限らないし、知名度の低い人の言葉が必ずしも間違いとは限らないとも思う。
またジャンルの偏っている人も同様。
音楽で例えると、「メタルではそういう抑え方・弾き方は良くない」とされていても、フラメンコだと「こっちのが合理的だしこうやったほうがいいよ」となる。
これは僕自身がフラメンコギターを習いに行った時に衝撃を受けた事。
「こんなことフラメンコギターやってる人じゃないと知らないだろ~(笑)」って思ったくらい。
ジャズを習いに行った時も「こういうのもあるのか~」と思ったし、
今やってるアイリッシュでは「こんなスゴイこと他の音楽であんまりやっていない」とも思った。
自分のいる場所だけが正解じゃないよっていう。
理想の場所に辿り着ければなんでもいい
理想の場所に辿り着ければなんでもいいんだよね。
気にするポイントはそこじゃないよって部分も多かったりする。
あとはとにかく世界的に上手い人を見て共通する部分を真似した方が良い気がするかな~。
そのうえであとは・・・なんでもいいや(笑)
「形・型」にこだわりすぎて大事な部分が成長していなかったらどうしようもないよね。
もっと気楽に考えられたらいいのになとも思ったりします。
日本人は「形」にこだわりすぎる気がするんだよね。
理想の場所に辿り着ければなんでもいいんじゃない?
って話でした。