僕の大好きなギタリストでSteve Vaiって人がいるんですよ。
で、「最近彼の動画見てなかったな~」と検索したらこんな動画が。
フルアコ使ってるーーー!
で、さらに思ったことが
出力とか帯域の出方は違うけどヴァイの音だよな~。
てことでした。
(そこが大事なんだけど)
しかもオリジナルの曲だから
今回はこういうギターの音にしたかったんだな~。
最後にギターの音をEQ調節でもしたのかな~。
としか思わなくて、最終的に
もうどのギター使っても音質的に変わらないんじゃない?
と思った。
「音質的に変わらない」の意味は実質的には全然違うんだけど、最終的に調整するからあまり変わらなくなるんじゃないかってこと。
目の前で聞くライブ感のあるもの以外は、RECでも録ったあとに絶対EQで調整はしますよね。
「この帯域はちょっと邪魔だから削ろう」とか「ちょっと埋もれちゃうからここの帯域モリモリっと」みたいに。
現代では音質はあとで調整できる部分も大きいから何でもいいんじゃないかとヴァイの動画を見て思ってしまったんですよね。
調整可能もあるけど、ぶっちゃけさっきの動画を目をつぶって聴いてもヴァイと分かるし、「いつもの音とはちょっと違うな~」くらいにしか思わない。
「いつもの音」と「フルアコの音」って感じで凄まじい違いがあって強烈な差があるようには思えなかった。
違うんだけど、「いつもとは違う音だな」程度ってことね。
でも公式動画として出してるから「この音を出したかったんだな」としか思わない。
このギターで録音されたかは不明だけど。
ヴァイの場合は何を弾いてもヴァイっていうのもあるけど、もうどんなギター使ってもなんでもええやんって。
「音は指で作られるんだぜ」
と誰か有名なギタリストが言っていたけどほんとそれ。
さらに今は細かくEQ調整もできるからそこまでこだわらなくても良くなっているかもしれんよね~。
どこまでを”生ギター”で完成させたいか次第ではあるけど。
多分ヴァイがこのフルアコを使って、「いつもと同じ音に近づけてください」てオーダーをしたら多分同じ音にしてくると思うし。
と言いつつもカッコイイギターは欲しくなる。
でもこだわり過ぎなくても良くなってる。
そんなことをちょっと考えさせてくれたヴァイ先生でした。
※完成物・作品を作る時のお話
(いつのまにか新しいアルバム出しているし、ジャケ?写真も良い具合にイカれてるしカッコイイ。)