ギターをやっていると時代が進むにつれ「色々なギタースタイルが生まれてくるなぁ」と思う。
それを見て
「あんなのギターじゃない。ただ難しいことしかやってない」
なんて思っていないですか?
そう思うのは昔の
「イングヴェイ?ポール・ギルバート? あんなのギターじゃない。ただ早く弾いてるだけ」
ていうのと同じなのかもしれない。
レッチリのCan’t Stopのギター超絶進化系
レッチリで有名な曲で「Can’t Stop」というのがあって、このイントロがとてもカッコよくて人気。
23秒からのイントロ
で、この前見たギターの超絶進化系の1つがこれ
Cant Stop but chkchkchkchk / Manuel Gardner-Fernandes
最近は一部テクニカル界隈ではこの細かいカッティングというかゴーストノートを多めにするのは流行っているよね。
個人的に結構カッコイイ表現だなって思う。
好き嫌いはあれどギターの表現方法の1つって思おう
原曲がある以上は原曲と違うと「むむっ?」と思う人も多いはず。
好き嫌いは絶対出てくるし。
それでもギタリストそれぞれが「こういうのがカッコよくない!?」て進んできてその表現になったんだと思う。
あくまで表現方法の1つだと思ってみたら良いなと思う。
イングヴェイやポール・ギルバートのギターテクニカル時代も同じ
かつてのイングヴェイやポール・ギルバートを筆頭に速弾き&テクニカルな時代に進んだ時期がある。
例えばだけどブルースとかチョーキングでキメる!という人達にはあまり理解はできない分野だったのかなぁと。(よくTwitterでバトルしてたのを見たので)
イングヴェイもポールも「これがカッコイイ!スゴイ!」ていうのを目指した先があのスタイルだったしね。
それも表現方法だよね。
「ジミヘンのギター聞きなよ。あれこそ音楽だよ」とか言わないで!
ジミヘンのギター聞きなよ。あれこそ音楽だよ
とか言わないでくれ!
それはそれで良いし素晴らしいのは分かる!
けど!!
今は!俺はこれが好きなんだよ!!!
・・・
って思うよね。
ギターの新しいスタイルや自分の求めているスタイル以外は拒絶しがち
昔には「イングヴェイ?ポール・ギルバート? あんなのギターじゃない。ただ早く弾いてるだけ」と言われただろうし、思う人も多かったはず。
それと同じことを今でも人気ギタリストを見て言ってしまう感じはあるよね。
自分の求めるものがハッキリしていればしているほど別のスタイルは拒絶しがち。
新しいスタイル・ギタープレイ・表現方法は理解しがたいのも多いし。
理解できなくても「こんなのもあるんだな~(俺の好きなのとは違うけど)」というくらいで終わってればいいなと思う。 思っても相手には直接言わないほうが良いかもね。
そのプレイが好きな人は「あんなのギターじゃない。ただ難しいことしかやってない。音楽じゃない」とか言われてしまったら良い気分しないと思うし。
昔の「イングヴェイ?ポール・ギルバート? あんなのギターじゃない。ただ早く弾いてるだけ」と同じ言葉を繰り返さないようにしたいよね。
知らない世界も楽しめたらいいよね。
昔のギタリストもカッコイイ!
今のギタリストもカッコイイ!
■
そんなことをふと思いました。
何かを見たわけではないけどね(笑)
今の人気ギタリストを見て「あんなのギターじゃない。ただ難しいことしかやってない」て言うのは昔に「イングヴェイ?ポール・ギルバート? あんなのギターじゃない。ただ早く弾いてるだけ」ていうのと同じなのかもしれない。
— Nori @のり (@norinori0107) August 21, 2021